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小学生向けオンライントレーニング

※レビューは週に1回更新する予定です! →かなり空いてしまいました・・・

こんにちは!
アスレティックトレーナーの石郷岡です。

3月に対面指導した小学6年生の野球少年とオンライントレーニングを実施しており、来月やっと対面指導を再開することとしました。

今回は、オンライントレーニングの様子をご紹介します! →3月の対面指導の内容はコチラ

 

まずもって、体力要素がずば抜けて高い。
その一つの要因が、とにかく身体を動かすのが好き、何事もやってみる探求心があるということだと思います。

また、5月に行ったオンラインセミナー(→コチラ)にも、お母さんと一緒に参加していただき、練習方法や食事の見直しも行ったそうで、非常に成長が楽しみな選手です。

そんな中、僕が毎回行っているオンライントレーニングでは、競技力向上第一ではなく、ケガ予防から競技力向上につながるメニューを提示しています。

特に、野球を行っている小学生に多いのが、誤った投球フォームによる肘・肩のケガ、投げすぎ(+ケア不足)による肘・肩のケガです。
最近では、野球肘・野球肩という成長期特有のケガを予防するため、医療機関やトレーナーが予防検診を行う事例が増えるなど、小学生におけるケガの発生は非常に深刻になっています。

この選手もピッチャー、そして市の選抜チームではキャッチャーやその他ポジションを行うことから、肩・肘への負荷はおそらく多いと思います。

現に、肘や肩回りの軽い痛みが発生していた状況でしたので、痛みの発生の原因を分析し(オンラインでも十分できるのです)、主に下半身の柔軟性改善と肩のインナーマッスルの強化を行いました。







 

オンライントレーニングは、計3回行いました。当然、このオンライン上だけ頑張っても身体は変化しません。

これは、僕がいつもジュニアアスリートに伝えていることですが、「このトレーニング指導が終わった後、いかに自分自身で行動し継続するか、ここが成長・変化のポイント」ということです。

つまりは、僕自身がどこかのチームと契約し、毎日練習に顔を出しているわけではないので、1日、1回、数時間の指導が終わった後は、もう皆さん次第ですよ。ということです。

ジュニアアスリートのスポーツ環境では、トレーニング指導者やトレーナーが毎日もしくは週に複数回、顔を出している事例は非常に稀です。

そのため、選手自身もいかに行動し継続するかが大切ですが、僕ら指導する側としても、いかに選手が行動・継続するような指導上の工夫をするかが問われます。

今回は、この野球少年のモチベーションが高いこと、そして保護者の方々のご協力が相まって、提示メニューの継続による痛みの消失そして測定項目の改善が見られました。

意識の変化を促す言葉がけや仕掛けづくり、偉大なる指導者は、おそらくここが全てなのだと思います。
アスレティックトレーナーも指導者の一人でありますので、ココを専門的に学ぶ機会が増えれば!と思いますね!

いよいよ来月は対面指導!楽しみです!

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