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アフターコロナのスポーツ環境を考える【学生向け講座の終了】

※レビューは週に1回更新する予定です!

こんにちは!
アスレティックトレーナーの石郷岡です。

週1更新のレビュー、、見事にサボってしまいました・・

言い訳をするのであれば、この講座開催に向け熱中していたがためです。。



ゴールはここ

長期的な運動不足の後に練習を再開した場合、怪我や熱中症の発生リスクが非常に高まる。
運動部活動・クラブ活動再開後、オンラインで学習した知識・技術等を参考にすることで、再開後の怪我や熱中症の発生を防ぐとともにアスリートである前に成長期の健全育成を推進すること。


この講座開催を決めた後、奇しくもこんな記事がありました。



コンディショニングの環境が整っているプロの世界でも起きてしまったのです。

ということは、強烈な言い方をしてしまいますが、コンディショニングの環境が劣悪な日本のジュニアアスリートは、おそらく起こるべくしてケガが起きることは十分予想できます。

そして今回は、学生が参加できる講座としました。

学生たちは、学校・部活動が始まると、こういう講座に参加する余裕もなければ、今回のような学生メインの講座も滅多にないため、情報収集できる機会がありません(youtubeなどインプット媒体は物凄くあるけど、情報の取捨選択や本質を学ぶことができていない・・。これは、よく学生と話していると勘違いしているケースが物凄く多いという経験から)。

特に、公立中・高の部活動は、よほど学校や指導者が部活動に力を入れてないと、アスレティックトレーナーなどの専門家が介入していることは滅多にありません。

つまり、専門家からの本質を捉えた情報を得ることが中々できないのです。

逆に、私立中・高では、いわゆるスポーツ強豪校と言われる学校や部活動では、当たり前に専門家が、しかも複数の専門家が関わっているケースが多々あります。

早稲田実業高校には、部活動ではなく、学校にアスレティックトレーナーが教員のように常駐しているケースもあります(僕はこのモデルをどうにか公立でやりたいのです)

つまり、結果的に、アスレティックトレーナーなどの専門家が携わっている一部のジュニアアスリートのみ情報が届き、競技力の格差拡大(私立・公立)やケガの頻発に歯止めがかからない状況が続いているのかなと思います。このような現状を打開できるチャンスが今回のようなオンライン講座であり、そして今回のような有事の状況でした。


このようなジュニアアスリートをサポートしたいという強い思いを持った同志、管理栄養士の喜多みのりさんと開催した本講座は、僕の進行下手もあり、予定時刻を超過したものの無事盛会裏に終了しました。

結果は、1デバイス(スマホ・PCなど)に複数名参加されていた方もいらっしゃったので、約40名の方々にご参加いただきました。

小学生・中学生・高校生・大学生・保護者・指導者(教員)・トレーナー(オリンピックに帯同!)。

なかには、家族全員で参加された方もいらっしゃいました。









喜多先生と一緒に、想いを込めて伝えたことは「自己管理」の大切さ



アンケートには、子どもたちの他、保護者、指導者の方からも「自己管理の大切さ」に関する感想をいただきました。

今回の講座に自発的に参加したジュニアアスリートは、やはりモチベーションが高い選手なのかなと改めて思いました。

モチベーションの高さや自発性は、競技力とは関係ないと個人的には思っておりますが、やはり広く多くのジュニアアスリートに聞いてほしかったなというちょっと残念な気持ちはあります。

そのためには、僕の認知度はもちろんのこと、周知チラシの分かりやすさや引き付ける魅力を、もっともっと磨かないといけないな・・という気付きもありました。

そして、今回のようなオンラインの開催は、当然ながら全国誰でも参加できることから、逆に僕が主催せずとも、どこかの学校・部活動・体育協会・競技団体・スポーツ関連企業から依頼があれば受注できるし、よりたくさんのジュニアアスリートに思いを届けられることにも気付きました(今振り返ると当たり前だよなーと思いますが笑)。

そして、もしかすると、アスレティックトレーナー の新たな働き方のモデルになるかもしれないなと・・

【行動することで気付きを得る】


将来を考えるきっかけをくださった参加者の方々、そして本講座をご周知いただいた関係者の方々、応援メッセージくださった方々、本当にありがとうございました!!

残り2年、がむしゃらにトライしていきます!




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