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53.首周りのストレッチング

※動画及びブログは週に3本を目安にアップロードしていきます!

こんにちは!
アスレティックトレーナーの石郷岡です。

今回は、首周りのストレッチングを紹介します!
詳しい解説は、動画の下です↓

 



 



以前紹介した、首の前・後ろの筋肉のストレッチングの動画(記事参照)でも解説しておりますが、首周りの筋肉には、腰回りまでくっついている筋肉もあります。

首の後ろ側についている筋肉の中には、骨盤までくっつく長い筋肉もあるため、首の姿勢の悪さは、骨盤つまり腰や股関節の動きにも影響を及ぼす可能性があるのです。

そのため、首周りの筋肉の硬さは、骨盤や股関節周りの動きの制限にもつながる可能性があります。

また、スポーツでは、多くの場面で首周りの筋肉を使用します。

①首を大きく動かす(サッカー・ラグビー・バスケ・水泳など)
②首に相手からもしくはボールなどの衝撃が加わる動作(柔道・レスリング・ラグビー・剣道・サッカー)
③ボールを投げる、打つ、蹴る、または相手とぶつかる場面などで、歯を食いしばる(ほぼ全てのスポーツ)
首周りの筋肉に一瞬強い力を入れたりしているため、首周りの筋肉には大きな負担がかかっています。

つまり、すべてのスポーツにおいて、首周りの筋肉は使用されるということです。

ただし、スポーツの中でも、特に②の場面が多いスポーツの場合は、首周りの筋肉のストレッチングを入念に行うようにしてください。

首周りを多く使用するという理由だけではなく、重大なケガを防ぐためでもあります。

以前の記事と重複しますが、とても大事ですので、もう一度書きます。

頭頚部(とうけいぶ)外傷というケガがあります。頭と首のケガですね。

膝の靱帯損傷や腕の骨折なども重大なケガのひとつですが、命にかかわるという意味では、頭と首のケガは、スポーツ選手にとって一番防がなければならないケガ(事故)です。

頭頚部のケガを防ぐには、ケガを回避するための技術的な要素と強力な負荷に耐える筋力的な要素が必要となりますが、ストレッチングも重要な要素だと言えます。

普段の練習前にしっかりとストレッチングを行い、首回りの可動域(動きやすさ)を広げることで、頭頚部のケガを未然に防げます。

ぜひ、首回りのストレッチングをウォーミングアップ、クーリングダウンに取り入れてください!

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