38.39首周りのストレッチング
※動画及びブログは週に3本を目安にアップロードしていきます!
こんにちは!
アスレティックトレーナーの石郷岡です。
今回は、首周りのストレッチングを紹介します!
詳しい解説は、動画の下です↓


首の前側と後ろ側の筋肉のストレッチングを紹介しました(今後、横側のストレッチングも紹介します)。
動画の解説でも触れていますが、スマートフォンの普及により、特に子どもたちの首の位置が変わってきているという事例が増えています。
いわゆる「ストレートネック」という症状です。
日本語訳にすると、「真っ直ぐな首」です。下の画像の左側ですね。
首が真っ直ぐであれば、いいんじゃないの?と思われるかもしれませんが、画像の右側のように、人間の首は、本来S字カーブを描いています。
頭の重さは身体全体の約10%を占めるため、首が真っ直ぐだと頭の重みを直に受けてしまうので、力を分散させる意味でこのようなカーブを描いているのですね。

さて、みなさんスマホを使っている時の姿勢を思い出してみてください。もしくはやってみてください。
おそらくスマホは、自分の目の位置よりも低いため、首が下を向いていると思います。
この姿勢が「ストレートネック」を引き起こします。
首の位置が変わると、それに伴い筋肉にも影響を及ぼします。
主に、首の前側についている筋肉が常に縮んでしまい、首の後ろ側についている筋肉が、常に引っ張られてしまう状態となります。
やっかいなのは、首の後ろ側についている筋肉の中には、骨盤までくっつく長い筋肉もあるため、首の姿勢の悪さは、骨盤つまり腰や股関節の動きにも影響を及ぼす可能性があるのです。
そのため、ベストはスマホを目線と同じ高さで使用することですが、なかなかこれは難しい・・
よりベターな対応としては、スマホを長時間使用した後に今回紹介した首周りのストレッチングをやることですね!
筋肉の緊張、硬さが続かないよう、ストレッチングをして、こまめにリセットすることが大切になります!
さて、ここまでは日常生活における首の動きなどについて解説してきました。
ここからは、スポーツに関連した解説をします。
おそらく、首周りのストレッチングを入念に行っているスポーツは、あまりないと思います。
実際、僕もサポートしている色々なスポーツチームで、首周りのストレッチを入念にやることは、あまりありません。
ただし、頭や首周りに負荷がかかるスポーツ、ラグビー・アメフト・ボクシング・柔道・レスリング・サッカー(ヘディング時)では、首周りのウォーミングアップやケアが非常に重要となります。
頭や首周りを多く使用するという理由だけではなく、重大なケガを防ぐためでもあります。
頭頚部(とうけいぶ)外傷というケガがあります。頭と首のケガですね。
膝の靱帯損傷や腕の骨折なども重大なケガのひとつですが、命にかかわるという意味では、頭と首のケガは、スポーツ選手にとって一番防がなければならないケガ(事故)です。
頭頚部のケガを防ぐには、ケガを回避するための技術的な要素と強力な負荷に耐える筋力的な要素が必要となりますが、ストレッチングも重要な要素だと言えます。
普段の練習前にしっかりとストレッチングを行い、首回りの可動域(動きやすさ)を広げることで、頭頚部のケガを未然に防げます。
特に上に書いてあるスポーツを行っている選手は、首回りのストレッチングをウォーミングアップ、クーリングダウンに取り入れてください!
こんにちは!
アスレティックトレーナーの石郷岡です。
今回は、首周りのストレッチングを紹介します!
詳しい解説は、動画の下です↓


首の前側と後ろ側の筋肉のストレッチングを紹介しました(今後、横側のストレッチングも紹介します)。
動画の解説でも触れていますが、スマートフォンの普及により、特に子どもたちの首の位置が変わってきているという事例が増えています。
いわゆる「ストレートネック」という症状です。
日本語訳にすると、「真っ直ぐな首」です。下の画像の左側ですね。
首が真っ直ぐであれば、いいんじゃないの?と思われるかもしれませんが、画像の右側のように、人間の首は、本来S字カーブを描いています。
頭の重さは身体全体の約10%を占めるため、首が真っ直ぐだと頭の重みを直に受けてしまうので、力を分散させる意味でこのようなカーブを描いているのですね。

さて、みなさんスマホを使っている時の姿勢を思い出してみてください。もしくはやってみてください。
おそらくスマホは、自分の目の位置よりも低いため、首が下を向いていると思います。
この姿勢が「ストレートネック」を引き起こします。
首の位置が変わると、それに伴い筋肉にも影響を及ぼします。
主に、首の前側についている筋肉が常に縮んでしまい、首の後ろ側についている筋肉が、常に引っ張られてしまう状態となります。
やっかいなのは、首の後ろ側についている筋肉の中には、骨盤までくっつく長い筋肉もあるため、首の姿勢の悪さは、骨盤つまり腰や股関節の動きにも影響を及ぼす可能性があるのです。
そのため、ベストはスマホを目線と同じ高さで使用することですが、なかなかこれは難しい・・
よりベターな対応としては、スマホを長時間使用した後に今回紹介した首周りのストレッチングをやることですね!
筋肉の緊張、硬さが続かないよう、ストレッチングをして、こまめにリセットすることが大切になります!
さて、ここまでは日常生活における首の動きなどについて解説してきました。
ここからは、スポーツに関連した解説をします。
おそらく、首周りのストレッチングを入念に行っているスポーツは、あまりないと思います。
実際、僕もサポートしている色々なスポーツチームで、首周りのストレッチを入念にやることは、あまりありません。
ただし、頭や首周りに負荷がかかるスポーツ、ラグビー・アメフト・ボクシング・柔道・レスリング・サッカー(ヘディング時)では、首周りのウォーミングアップやケアが非常に重要となります。
頭や首周りを多く使用するという理由だけではなく、重大なケガを防ぐためでもあります。
頭頚部(とうけいぶ)外傷というケガがあります。頭と首のケガですね。
膝の靱帯損傷や腕の骨折なども重大なケガのひとつですが、命にかかわるという意味では、頭と首のケガは、スポーツ選手にとって一番防がなければならないケガ(事故)です。
頭頚部のケガを防ぐには、ケガを回避するための技術的な要素と強力な負荷に耐える筋力的な要素が必要となりますが、ストレッチングも重要な要素だと言えます。
普段の練習前にしっかりとストレッチングを行い、首回りの可動域(動きやすさ)を広げることで、頭頚部のケガを未然に防げます。
特に上に書いてあるスポーツを行っている選手は、首回りのストレッチングをウォーミングアップ、クーリングダウンに取り入れてください!