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東京から世界をめざせ!! トップアスリート発掘・育成事業が終了!

こんにちは!
アスレティックトレーナーの石郷岡です。

東京都では、オリンピックなどの国際大会で活躍する将来有望なジュニア選手を発掘し、育成・強化する「トップアスリート発掘・育成事業」を、平成21年度から実施しています。

2019年度、2020年度に引き続き、第12期生の選手(中学3年生)を対象としたトレーニングセッションを担当させていただき、6月~12月にかけて実施した全15回のプログラムが無事終了しました。

昨年度同様、新型コロナウイルスの影響により開始月が6月となり、トレーニングセッションもマスク着用の中実施するなど、イレギュラーな状況下での開催となりました。

受講生たちは、コミュニケーションを図る事前合宿もなければ、互いにマスクを着用したなかでのセッションとなり、プログラムの盛り上がりに欠ける...など非常に難しい状況が続きました。

しかしながら、いい意味でも悪い意味でもマスク着用が慣れてきているのか、トレーニングプログラムは順調に進み、最後のプログラムで行った体力測定では、受験期そして中学部活動の引退(引退という言葉は用いたくないのですが..)に伴う体力低下は見られず、逆に体力の向上が見られました。

この結果は、より自主的な継続性を促すための復習資料の作成(Youtubeにプログラムの映像を掲載する、資料を配布するなど)そしてトレーニング記録用紙の活用など、今年度から取り組んだプラスαの仕掛けが生きたのだと考えます。

 







 

トレーニングプログラムを通じて、自分が感じた身体や意識の変化(一部抜粋)。
・少し続ければ、その分体も少しずつ変化していったので、続けていく大切さを学んだ。毎日続ける大変さを感じた。
・アーチェリーのときに押し手の左手の腕が疲れにくくなった。家でトレーニングをするときに時間や回数を決めて最後までできるようになった。
・勉強を行う前や勉強の間に、筋トレをしようと意識するようになった。体育で筋トレをしたときにすごく楽だった。
・プログラム前はトレーニングをする意識がなく、だらだらとしていた時間も、プログラムを通してここの筋肉が張ってしまったらストレッチ、マッサージをしよう!や、下半身の筋力が落ちたから下半身中心のメニューを考えようなどとトレーニングへの意識に変化があった。

トレーニングプログラムを通じて、自分が特に頑張ったこと、取り組んだこと(一部抜粋)。
・忙しい毎日のなか、頭の片隅にトレーニングをしなければという思いがあり、少しの時間でもトレーニングに取り組んだ。
・下半身のトレーニングは、最初フラついていて特に左が弱かったけど、普段何かをしながらトレーニングしたら、フラつかなくなった。体幹のトレーニングは負荷が上がるにつれて足りないと感じたから毎日すきま時間に何回か取り組むようにした。
・やったことがないトレーニング方法をたくさん教えてもらったので、できないことも多くあった。家で復習したり継続してトレーニングを行った。プログラムを通して、あきらめない心の強さが得られました。

 

選手からは、トレーニングセッションを通じてこのような感想をいただきました。

過去、指導してきた選手たちが続々と活躍しているなか、12期生のみんなが活躍する日もそう遠くないと思います。

新天地での活躍そして国内・世界で活躍するニュースを聞けることを楽しみにしています!

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