こんにちは！
アスレティックトレーナーの石郷岡です。

今回は、高校サッカー選手のトレーニングを通じて感じていることを紹介します。

コロナの影響なのか、通っていたトレーニングジムが閉鎖した関係でお声がけいただきトレーニングすることとなりました。

チームは2年連続で全国高校サッカー選手権に出場する強豪ですが、個人目標としては、チームのレギュラーを目指すという立場にある選手です。

トレーニングは、なんと自宅の一部にトレーニング器具があるという大変珍しく、そしてとても羨ましい環境で実施しています。

屈強なフィジカルを作ることを目的とするため、上半身や体幹のトレーニングと併せて増量に向けた指導も行っております。

高校部活動の環境ですと、トレーニングルームがある学校がほとんどだと思いますが、どうしてもすべての部活が同じ時間帯に開始・終了すると、混雑してしまい使うに使えないという課題があります。

身体が大きくなり、より強く速く身体を動かすことが求められる高校生にとっては、この時期にウエイトトレーニングを取り入れたいのですが、なかなか難しい環境が多い現状ですね。

この課題の解決には、やはり学校の予算や教育委員会（行政）の理解が絡んでくると思いますが、部活によっては独自にトレーニング器具を持っている場合もあるので、OB・OGや保護者会を絡めた支援要請によっても動きそうですね。

実際、私立高校ですが、私が介入している柔道部では教員の方と必要なトレーニング器具について話し合い、希望する器具を導入いただいたという経験もあります。

何を買っていいか分からないという学校・部活動・教員の方もたくさんいると思うので、講習会など実施した際には、「必要な物品の購入」についても触れてみたいと思いました！