活動紹介(子ども バレエ・動的アライメント改善)
こんにちは!
アスレティックトレーナーの石郷岡です。
今回は、バレエをしている小学5年生の女の子のサポート活動を紹介します。
前回紹介した自営業のクライアントさんからのご紹介で、出会ったときには、すでに痛みを我慢しながらバレエをしていた状況でした。
特に女性に多い、X脚と扁平足が顕著でした。おそらくこれが原因。
関節や骨の配列のことをアライメントといいます。
例えばX脚やO脚などは、生まれつき、いわゆる先天性によるものや筋肉の硬さが原因による後天性のものが考えられます。
身体が適切なアライメントを保っていれば、ケガのリスクは少ないですが、上記のようにX脚やO脚など骨の配列があまり良くない場合は、スポーツ活動中のケガを引き起こすリスクが高まります。
さらに、アライメントは、一般的にその場で立っている姿勢のことを指しますが、スポーツなど、動きの中の姿勢を動的アライメントと言います。
例えば、多くのスポーツでは、両足支持以外に、片足支持になる場面が多いです。
ランニングしている時も、瞬間、片足支持になっていますよね。
この片足支持の動き、つまり動的アライメントが適切であるかを、片足スクワットを評価することで導き出します。
この子の場合、元々のX脚・扁平足に加え、動的アライメントも崩れていたので(この画像上では、足首は真っ直ぐだけど、膝の向きが内側を向いている)、関係していると思われる筋肉をトレーニング!
現在、少しずつ痛みは改善していますが、バレエの練習と平行に実施すると、どうしても痛みの治りが遅くなります。
小・中学校のいわゆる成長期は、骨が伸び、強くなる時期でもありますが、同時にストレスも受けやすくなります。
成長とともに痛みが自然に消えてくるケガもありますが、再発の可能性が高いケガであったり、スポーツに大きな支障をきたすケガを引き起こす可能性もあります。
選手(子どもたち)もそうですが、教員や指導者の方々、ぜひ適切な練習強度・量、そして十分な栄養・休養・コンディショニングを忘れないでください。
スポーツ庁:運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン
アスレティックトレーナーの石郷岡です。
今回は、バレエをしている小学5年生の女の子のサポート活動を紹介します。
前回紹介した自営業のクライアントさんからのご紹介で、出会ったときには、すでに痛みを我慢しながらバレエをしていた状況でした。
特に女性に多い、X脚と扁平足が顕著でした。おそらくこれが原因。
関節や骨の配列のことをアライメントといいます。
例えばX脚やO脚などは、生まれつき、いわゆる先天性によるものや筋肉の硬さが原因による後天性のものが考えられます。
身体が適切なアライメントを保っていれば、ケガのリスクは少ないですが、上記のようにX脚やO脚など骨の配列があまり良くない場合は、スポーツ活動中のケガを引き起こすリスクが高まります。
さらに、アライメントは、一般的にその場で立っている姿勢のことを指しますが、スポーツなど、動きの中の姿勢を動的アライメントと言います。
例えば、多くのスポーツでは、両足支持以外に、片足支持になる場面が多いです。
ランニングしている時も、瞬間、片足支持になっていますよね。
この片足支持の動き、つまり動的アライメントが適切であるかを、片足スクワットを評価することで導き出します。
この子の場合、元々のX脚・扁平足に加え、動的アライメントも崩れていたので(この画像上では、足首は真っ直ぐだけど、膝の向きが内側を向いている)、関係していると思われる筋肉をトレーニング!
現在、少しずつ痛みは改善していますが、バレエの練習と平行に実施すると、どうしても痛みの治りが遅くなります。
小・中学校のいわゆる成長期は、骨が伸び、強くなる時期でもありますが、同時にストレスも受けやすくなります。
成長とともに痛みが自然に消えてくるケガもありますが、再発の可能性が高いケガであったり、スポーツに大きな支障をきたすケガを引き起こす可能性もあります。
選手(子どもたち)もそうですが、教員や指導者の方々、ぜひ適切な練習強度・量、そして十分な栄養・休養・コンディショニングを忘れないでください。
スポーツ庁:運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン