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活動紹介(中3 水泳 全国水準突破&腰痛改善)

こんにちは!
アスレティックトレーナーの石郷岡です。

今回は、僕が業務受託しているえんじゅく整骨院(東京都板橋区)でパーソナルトレーニングを受けている中学3年生の水泳選手についてご紹介します。

この選手は、部活動ではなく地域のクラブで競技を行っており、競技レベルは非常に高く、全国大会出場圏内の記録を目指していました。

ただ、部活動と異なりクラブ活動はある意味、時間の制限はないため、過度な練習量が強いられているケースも多々あります。

また水泳競技は、記録会や大会が多く、年間を通してインシーズンのような形のケースもあり、オーバーユースいわゆる使い過ぎによる慢性障害が多く発生してしまいます。

今回のケースもオーバーユースによる腰痛が疑われたことから、セルフケアにメインを置き指導させてもらいました(練習量を減らすことはできないため...)。



通う頻度は月に1回程度だったので、サポート時には、とにかくストレッチの種類をたくさん伝え、家だけではなく学校でもできるストレッチを伝え続けました。

結果、腰痛の緩和と併せて、競技力の向上にも繋げることができ、ベストタイムを打ち出すこともできました!



僕としては、ジュニアアスリートは、第一に競技力向上を目指すのではなく、ケガの予防を通じた競技力向上を目指すべきだと考えます。

なぜならジュニア期は、シニアのアスリートと異なり、未来のスポーツライフが長く、たくさんの可能性があるからです。

この前の記事にも書きましたが、令和5年度から部活動の地域以降が進められます。

地域のスポーツ団体で、このような考えを持つ指導者がどれくらいいるのか不安ですが、地域レベル・ジュニアレベルへのスポーツ医・科学サポートの推進がないと、ジュニアアスリートのケガは減らない気がします。

このような現状も踏まえつつ、引き続き我々から指導者・保護者へのケガ予防の啓発をしていきたいと思います!

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