第2回部活動改革に係るZoom情報交換会に参加しました!
こんにちは!
アスレティックトレーナーの石郷岡です。
今回は、第2回部活動改革に係るZoom情報交換会に参加しましたので、情報交換会の話を中心に書いていきます。
今回参加された方々は、学校教員・大学教授・総合型クラブ、スポーツ少年団関係者・民間企業等様々であり、そのうちの唯一、スポーツ医・科学関係者として参加しました。
主催されたのは、つくば市立谷田部東中学校校長の八重樫通先生。
八重樫先生は、学校運動部活動や働き方改革、ICT導入などに積極的な校長先生であり(全国的にも稀有な方だと思います)、スポーツ庁から「運動部活動改革プラン」という事業受託もされたことがある大変先進的なお考えを持つ方でもあります。
情報交換会では、八重樫先生から上記事業を受託した際の事例発表もあり、その中で、定期的にアスレティックトレーナーに関わってもらっているというコメントがありました。
以下、つくば市立谷田部東中学校HPより抜粋
【本校では,アスレチックトレーナーの方が定期的に来校し,部活動の生徒に対して障害予防のためのトレーニング指導や,けがをしてから復帰するまでの練習メニューについてのアドバイスなどをしていただいてます。けがをしてから練習復帰までの処置やリハビリテーションを適切に行うことは,けがの再発防止や練習へのスムーズな復帰につながります。トレーニングの方法や行う時の正しい姿勢についても,丁寧に指導していただいてます。】
また、部活動や大会時の生徒のケガ予防・対応のためには、学校へのアスレティックトレーナーの介入は必要であるとのコメントもあり、初めて学校関係者の中でも管理職の方(更には競技力向上に重きを置いていない公立中学校)からこのような発言を聞くことができました。
このコメントは大変勇気づけられるものであり、学校関係者が、実際にアスレティックトレーナーを介入させ、そしてケガ予防に関する介入効果を認めている事実は大変貴重と考えます。
これまで、アスレチックトレーナー側からの、学校介入の必要性等についてはデータ等まとめることができていましたが、スポーツ庁(国)からの委託事業内でアスレティックトレーナーの必要性が触れられたことから、今後、学校・教育委員会(行政)に対し、更に根拠を持って訴求することができそうです!
アスレティックトレーナーの石郷岡です。
今回は、第2回部活動改革に係るZoom情報交換会に参加しましたので、情報交換会の話を中心に書いていきます。
文部科学省は、生徒にとって望ましい部活動の環境の構築と学校の働き方改革も考慮した更なる部活動改革の推進を目指しており、その第一歩として、「令和5年度以降、休日の部活動を段階的に地域移行」を進めていく方向性を示しています(詳細はこちら)。
具体的には、休日に教科指導を行わないことと同様に、休日に部活動に携わることを希望しない教師は部活動に携わる必要がない環境を構築することや、部活動の指導を希望する教師については兼職兼業の許可を得た上で、引き続き休日に指導を行うことができる環境を構築すること、休日における地域のスポーツ・文化活動を実施できる環境を整備すること等を示しています。
この令和5年から始まる改革に対し、学校を含めた地域スポーツは、日々議論をしている状況です。
今回参加された方々は、学校教員・大学教授・総合型クラブ、スポーツ少年団関係者・民間企業等様々であり、そのうちの唯一、スポーツ医・科学関係者として参加しました。
主催されたのは、つくば市立谷田部東中学校校長の八重樫通先生。
八重樫先生は、学校運動部活動や働き方改革、ICT導入などに積極的な校長先生であり(全国的にも稀有な方だと思います)、スポーツ庁から「運動部活動改革プラン」という事業受託もされたことがある大変先進的なお考えを持つ方でもあります。
情報交換会では、八重樫先生から上記事業を受託した際の事例発表もあり、その中で、定期的にアスレティックトレーナーに関わってもらっているというコメントがありました。
以下、つくば市立谷田部東中学校HPより抜粋
【本校では,アスレチックトレーナーの方が定期的に来校し,部活動の生徒に対して障害予防のためのトレーニング指導や,けがをしてから復帰するまでの練習メニューについてのアドバイスなどをしていただいてます。けがをしてから練習復帰までの処置やリハビリテーションを適切に行うことは,けがの再発防止や練習へのスムーズな復帰につながります。トレーニングの方法や行う時の正しい姿勢についても,丁寧に指導していただいてます。】
また、部活動や大会時の生徒のケガ予防・対応のためには、学校へのアスレティックトレーナーの介入は必要であるとのコメントもあり、初めて学校関係者の中でも管理職の方(更には競技力向上に重きを置いていない公立中学校)からこのような発言を聞くことができました。
このコメントは大変勇気づけられるものであり、学校関係者が、実際にアスレティックトレーナーを介入させ、そしてケガ予防に関する介入効果を認めている事実は大変貴重と考えます。
これまで、アスレチックトレーナー側からの、学校介入の必要性等についてはデータ等まとめることができていましたが、スポーツ庁(国)からの委託事業内でアスレティックトレーナーの必要性が触れられたことから、今後、学校・教育委員会(行政)に対し、更に根拠を持って訴求することができそうです!