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花園予選の終了【伊奈学園総合高等学校ラグビー部】

※レビューは週に1回更新する予定です! 

こんにちは!
アスレティックトレーナーの石郷岡です。

昨年末からサポートさせていただいている埼玉県立伊奈学園総合高等学校ラグビー部の花園予選が終了しました。

結果は、準決勝敗退。

あと2つ勝てば念願の花園でのプレーが実現していました。

私自身、ラグビー競技に初めて関わらせていただき、ある意味探り探りの状態で進んできた1年間。



冬の新人戦は不本意な形で負けてしまい、これから1からチーム作り!と思っていたタイミングでのコロナウイルスの蔓延。


春の大会、菅平合宿など当たり前のようにあった「ラグビーができる」状況が次々に失われました。


インターハイ、全中が中止となり「花園予選も中止か・・」という疑心暗鬼な状況もありましたが、最後まで諦めずに最善の準備をしてきた指導者・選手たち。


微力ながら緊急事態宣言下において、自宅でのオンライントレーニングを担当させていただき、選手の体力・モチベーションを維持するよう努めてきました。


緊急事態宣言解除後、徐々に練習やトレーニングができるようになり、身体が特に大きくなった3年生は、日々のウエイトトレーニング・フィットネストレーニングを経て、1年前とは比べ物にならない程のパフォーマンスを見せてくれました。


しかし、やはり花園の壁は厚かったです。

強者の体格、フィットネスレベル、状況判断等、強化しなければならないポイントはたくさん見つかりました。


1・2年生への刺激は大きかったと思います。

予選敗退の2週間後には、来年度の強化方針とトレーニングプランを立案し、新チームでのトレーニングもすでに開始しています。

新人戦はもう今月末に迫っています。先輩たちの悔しさを晴らすため、まずはココで大暴れして欲しいところですね。

最後に、

コロナ禍でのオンライントレーニング時
ある3年生による「花園はない・・無理だよ・・」という言葉

「ラグビーを続けて良かった。」

試合後、その3年生が人一倍泣きじゃくりながら言った言葉

ありきたりですが、試合の勝敗はもちろん、スポーツを通じて培った【目に見えない力】は、人生を豊かにするきっかけになると思います。


『可視化・言語化・思考・笑顔』がこのチームのテーマでした。


スポーツの価値の多様性を、もっとたくさんの子どもたちに学んでほしいですね。


3年生のみなさん本当にお疲れ様でした!












 







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