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59.前腕屈筋群のストレッチング

※動画及びブログは週に3本を目安にアップロードしていきます!

こんにちは!
アスレティックトレーナーの石郷岡です。

今回は、肘から手首の部分、前腕の表面にある筋肉のストレッチングを紹介します!
詳しい解説は、動画の下です↓





手首を上に持ち上げるような動きをすると、今回ストレッチングした筋肉が働きます。

日常生活では、カバンを持ったり、買い物袋を持ったりするときに使われます。また、指先までくっついている筋肉もありますので、スマホやパソコンを使用しているときにも、使われますね。

スポーツの場面では、ボールを握ったり、手を地面についたり、相手をつかんだりする動作で使われます。

肘から指先までくっついている筋肉が多いことから、この筋肉が硬くなると、主に野球、柔道、体操、剣道などのスポーツで肘や手首周りのケガが起きます。

特に、成長期の野球選手に非常に多く発生する野球肘と呼ばれる肘の内側のケガは要注意です。

主に、ボールの投げすぎによる筋肉の疲労(硬さ)やフォームの悪さから負担がかかるケースが多いのですが、最悪の場合、疲労骨折や剥離骨折など重症化し、長期間の練習中止や手術をしなければならないこともあります。

その他、前腕の筋肉が硬い状態、もしくは手首・肘周りに負荷がかかっている状態が続くと、手首の靱帯や軟骨のケガにもつながり、痛みが完全にとれなくなったりすることもあります。

実際、ジュニアの柔道選手で、手首の痛みが全く取れないことにより手術した選手もいます。

本ブログでも何回か書いておりますが、手や足など末端部分の動きの制限は、結果的に全身の動きの制限にもつながりますので、ケガのリスクを少しでも減らすためにも、特に手首や肘周りを多く使用するスポーツを行っている選手はこのストレッチングを継続しましょう!

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