28.胸【大胸筋】のストレッチング
※動画及びブログは週に3本を目安にアップロードしていきます!
こんにちは!
アスレティックトレーナーの石郷岡です。
今回は、胸の筋肉、大胸筋のストレッチングを紹介します!
詳しい解説は、動画の下です↓
大胸筋は、以前紹介したプッシュアップシリーズ(20.21)で紹介したとおり【腕を押す】際に活躍する筋肉です。
この筋肉が硬くなると、背中が丸まる姿勢、いわゆる【猫背・円背(えんぱい)】となります。
姿勢が悪い子は、親からよく「胸を張りなさい!、背筋をたてなさい!」など言われると思いますが、まさしく胸が硬くて胸が張れないから姿勢が悪く見えるのです(もちろん他にもたくさんの原因がありますが)。
では、このような猫背の姿勢は、なぜ良くないか?というと、大きく2つあります。
①首や腰の動きが制限されたり、バランスをとろうとして、無理に首・腰回りの筋肉に力が入り、スポーツパフォーマンスの低下やケガにつながる
②猫背の姿勢で肩をあげようとすると、肩が上がりづらく、無理やり肩を動かすことで、肩・肘のケガにつながる
①の姿勢は、極端に言うと、腰を丸めながら杖をついて歩くご老人を思い浮かべてください。首や腰に相当な負担がかかっている姿勢ですね。
特に、腰の筋肉が常に突っ張っている(引っ張られている)姿勢ですので、前屈のような姿勢をとった時に、痛み・違和感がでやすいです。
②は、特にオーバーヘッドスポーツと言って、腕を頭の上よりも高く動かすスポーツ(野球・水泳・バレーボール・剣道など)で、良く起こるパターンです。
これらのスポーツをしてて、肩をあげたときに、肩が痛い、肩が引っかかると言う子には、大胸筋のストレッチングをやり、より胸を張れるように肩甲骨を寄せるトレーニング(2.30)をやると、大体改善します。
一見、姿勢が良いように見えても、いざ大胸筋の柔軟性(身体の柔らかさ)を確認してみると、右と左で明らかに異なる、または硬いことで、肩の痛み・違和感が発生している場合もあります。
最悪なのは、肩が上がらないので、無意識に他の筋肉や関節を無理やり使用し、練習を実施しているパターンです。
痛みが出てはじめてフォームが崩れていることに気づいたり、痛みが出たときには、もう手遅れだった・・といったケースもあります。
もし、今肩をあげたときに、痛みや違和感がある子は、一度大胸筋のストレッチングを行ってから、もう一度肩を上げてみてください。
肩があげやすくなった場合は、少なからず大胸筋の硬さが影響している可能性がありますので、ぜひストレッチングを継続してください!
※肩関節の脱臼・亜脱臼を経験したことがある選手、または現在それらのケガのリハビリ中の選手は、肘の位置を低くして、ゆっくり行うようにしてください。脱臼・亜脱臼しやすい肩の位置となりますので、十分気を付けてください。
こんにちは!
アスレティックトレーナーの石郷岡です。
今回は、胸の筋肉、大胸筋のストレッチングを紹介します!
詳しい解説は、動画の下です↓
大胸筋は、以前紹介したプッシュアップシリーズ(20.21)で紹介したとおり【腕を押す】際に活躍する筋肉です。
この筋肉が硬くなると、背中が丸まる姿勢、いわゆる【猫背・円背(えんぱい)】となります。
姿勢が悪い子は、親からよく「胸を張りなさい!、背筋をたてなさい!」など言われると思いますが、まさしく胸が硬くて胸が張れないから姿勢が悪く見えるのです(もちろん他にもたくさんの原因がありますが)。
では、このような猫背の姿勢は、なぜ良くないか?というと、大きく2つあります。
①首や腰の動きが制限されたり、バランスをとろうとして、無理に首・腰回りの筋肉に力が入り、スポーツパフォーマンスの低下やケガにつながる
②猫背の姿勢で肩をあげようとすると、肩が上がりづらく、無理やり肩を動かすことで、肩・肘のケガにつながる
①の姿勢は、極端に言うと、腰を丸めながら杖をついて歩くご老人を思い浮かべてください。首や腰に相当な負担がかかっている姿勢ですね。
特に、腰の筋肉が常に突っ張っている(引っ張られている)姿勢ですので、前屈のような姿勢をとった時に、痛み・違和感がでやすいです。
②は、特にオーバーヘッドスポーツと言って、腕を頭の上よりも高く動かすスポーツ(野球・水泳・バレーボール・剣道など)で、良く起こるパターンです。
これらのスポーツをしてて、肩をあげたときに、肩が痛い、肩が引っかかると言う子には、大胸筋のストレッチングをやり、より胸を張れるように肩甲骨を寄せるトレーニング(2.30)をやると、大体改善します。
一見、姿勢が良いように見えても、いざ大胸筋の柔軟性(身体の柔らかさ)を確認してみると、右と左で明らかに異なる、または硬いことで、肩の痛み・違和感が発生している場合もあります。
最悪なのは、肩が上がらないので、無意識に他の筋肉や関節を無理やり使用し、練習を実施しているパターンです。
痛みが出てはじめてフォームが崩れていることに気づいたり、痛みが出たときには、もう手遅れだった・・といったケースもあります。
もし、今肩をあげたときに、痛みや違和感がある子は、一度大胸筋のストレッチングを行ってから、もう一度肩を上げてみてください。
肩があげやすくなった場合は、少なからず大胸筋の硬さが影響している可能性がありますので、ぜひストレッチングを継続してください!
※肩関節の脱臼・亜脱臼を経験したことがある選手、または現在それらのケガのリハビリ中の選手は、肘の位置を低くして、ゆっくり行うようにしてください。脱臼・亜脱臼しやすい肩の位置となりますので、十分気を付けてください。