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日本のジュニアスポーツを地域で支える研究会に参加!

※レビューは週に1回更新する予定です!

こんにちは!
アスレティックトレーナーの石郷岡です。

今回は、先日参加した【日本のジュニアスポーツを地域で支える研究会】について、簡単に所感をご報告いたします。



 



これが次第ですね。汚い字でメモ書きしておりますが、子どものスポーツ環境を整備・支援することについて、実践内容の報告や今後の事業提案等について、現実的な議論の場となりました。

ドイツでスポーツ指導されてた方や、中高の教員、総合型地域スポーツクラブの経営者、民間スポーツ企業の方、大学教員等、様々な職種の方々が参加しており、大変有意義なディスカッションを行うことができました。

僕はというと、唯一のアスレティックトレーナーの立場で、【ジュニアスポーツのケガとトレーナーの部活動への介入率等】について情報提供しました。

 

様々な意見が出ました。



印象的だったのは、

・スポーツ指導者の公認資格制度にもっと責任と付加価値をもたらす
→公認スポーツ指導者資格保有者しか指導できない、または、保有者が生計を立てられるような財源の担保

・義務教育課程(小中学生)の全国大会を廃止し、カテゴリー別の大会を設定(中体連の解体)
→勝利至上主義や体罰の根絶、すべての子どもたちがスポーツを楽しみ同程度の経験を積めるようなシステム構築
→バレーボール元日本代表の大山加奈さんも小学生の全国大会廃止に賛成だそうです

・スポーツの引退をなくす
→大学に進学すると、途端にスポーツを継続する場がなくなる。生涯スポーツができるような環境整備が必要

・運動部活動を地域に移行する
→これは現実的に議論されていますが、文科省・スポーツ庁関与の中体連・高体連の大会がネックに

運動部活動の在り方に関する総合的なガイドラインや第2期スポーツ基本計画等、学校運動部活動に関するスポーツ施策が多数謳われているなか、現場は非常に混沌としています。

アメリカのような学校にトレーナーを配置する、いわゆるスクールトレーナーシステムを目指していた僕も、今後どのような流れになるかによって、将来設計が変わるので、大注目な案件です!

とりあえずあと2年、スクールトレーナー計画を目指しながら、世の流れに応じて臨機応変な対応をしていきたいと思います(*^^)v

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