2年ぶり開催!全国中学校柔道大会サポート!【大成中学校男子柔道部】
こんにちは!
アスレティックトレーナーの石郷岡です。
8月は、大会シーズン。インターハイ、全中など中高生の大会が集中する大変熱が入る時期です。
今回は2020東京五輪もあったため、まさに大会に続く大会。
そして、今回は2年ぶりの開催。
昨年は、新型コロナウイルスが未知のウイルスという認識であったこともあり、軒並み小中高生の大会は中止を強いられました。
今の中3の子たちは、昨年1年間のみならず、今年もまともな練習ができていない状況。
そして、ギリギリまで大会可否が検討されている中、観客数の制限やその他色々な制限・制約を経て、なんとか開催をしていただくこととなりました。
サポートしている大成中学校男子柔道部には、新型コロナウイルス拡大時期は当然のことながら現地でのサポートはできず、例年に比べ限られた回数によるサポートとなりました。
そんなイレギュラーな状況の中で、特にこだわったのが事前準備です。
ほぼ無観客で観客からの声援も制限されている特殊環境の中、そして私たちトレーナーと選手の導線が完全に分かれている中(アップ会場や試合会場の選手エリアにトレーナーは入れない等)、個人のみ出場する選手は団体の試合日に会場に入れずホテル待機となる中、様々なイレギュラーを想定して事前準備する。
ここを入念に行うことで、選手に動揺を与えず普段通りのパフォーマンスを発揮してもらう。
具体的には、W-upのサポートや試合会場でテーピングが巻けないため、W-upの動画を作成したりセルフでテーピングを巻く動画を共有したり、ホテル待機の際に最低限やること、試合前や当日の食事・身体のケアなど、まさに僕がいなくても自分たちで対応できるような準備をしました。
そして当日。
今の中3の子たちの道着姿や試合は、ほぼ見れていないので、非常に新鮮。
同時に、試合を通じて、「こんなに強くなったのか」と感動したのを覚えています。
異様な雰囲気で行われた男子団体戦。
結果は3位。優勝した国士舘中に2-2の内容負け。
本当に惜しかった。。


そして、個人戦。
キャプテンの相澤燎君が2位、山本風来君が優勝、井手英閏君が3位、𠮷田乙貴君が2回戦敗退、久保田洸樹君、藤田鉄君、岡本欣也君が1回戦敗退。
1・2回戦で敗退した子たちは、残念ながら強みを発揮できなかった。。
井手君は、毎月行う体力測定の結果がグングン伸びており、まさに身体の成長とともに勝ち取った3位でした。
キャプテンの相澤君は地区大会の悔しい負けを生かし、素晴らしい柔道を展開。
決勝も2度、決まったと思われる技がありましたが、残念ながらビデオ判定で取り消され本当に悔しい2位。
そして、トレーニング中も圧倒的な身体能力を見せてくれた山本君は見事オール1本で優勝。
団体戦メンバーではなかったので、8/21に現地入りしてから25日の最終日の個人戦まで、まともに道着を着れずにコンディションを保つのがとても難しい状況の中、全てを出し切り優勝しました。

優勝インタビューでは、コンディショニングについても語っていたので紹介します。

また、アップの中で具体的に何に取り組んだか聞くと、理にかなっていることを実施していました。
「緊張すると足が動かなかったり、頭が真っ白になってがむしゃらになってしまうのですが、アップからトレーニングのような体の動かし方をして、そのほかにも少し激しめな動きを取り入れると体が解れてよかったと思います。試合寸前のアップ時間もステップ系を取り入れたら試合中に動かないことを意識せずに相手に集中できたのでよかったです。」
そして大会終了後の10月(本来であれば全中の1ヶ月後にマルちゃん杯という全中よりもレベルが高いと言われている全国大会があったのですが、6月頃にすでに中止決定に)。
3年生から全中を通じて感じたこと、活かせた経験などを聞きました。

みな、それぞれ考え・実行していたことが分かります。
思うように練習ができない日々が続いた中、本当に全員が良く頑張りました。
試合に出ていない選手も、まだまだこれから。
中3生の高校での活躍が本当に楽しみです。
アスレティックトレーナーの石郷岡です。
8月は、大会シーズン。インターハイ、全中など中高生の大会が集中する大変熱が入る時期です。
今回は2020東京五輪もあったため、まさに大会に続く大会。
そして、今回は2年ぶりの開催。
昨年は、新型コロナウイルスが未知のウイルスという認識であったこともあり、軒並み小中高生の大会は中止を強いられました。
今の中3の子たちは、昨年1年間のみならず、今年もまともな練習ができていない状況。
そして、ギリギリまで大会可否が検討されている中、観客数の制限やその他色々な制限・制約を経て、なんとか開催をしていただくこととなりました。
サポートしている大成中学校男子柔道部には、新型コロナウイルス拡大時期は当然のことながら現地でのサポートはできず、例年に比べ限られた回数によるサポートとなりました。
そんなイレギュラーな状況の中で、特にこだわったのが事前準備です。
ほぼ無観客で観客からの声援も制限されている特殊環境の中、そして私たちトレーナーと選手の導線が完全に分かれている中(アップ会場や試合会場の選手エリアにトレーナーは入れない等)、個人のみ出場する選手は団体の試合日に会場に入れずホテル待機となる中、様々なイレギュラーを想定して事前準備する。
ここを入念に行うことで、選手に動揺を与えず普段通りのパフォーマンスを発揮してもらう。
具体的には、W-upのサポートや試合会場でテーピングが巻けないため、W-upの動画を作成したりセルフでテーピングを巻く動画を共有したり、ホテル待機の際に最低限やること、試合前や当日の食事・身体のケアなど、まさに僕がいなくても自分たちで対応できるような準備をしました。
そして当日。
今の中3の子たちの道着姿や試合は、ほぼ見れていないので、非常に新鮮。
同時に、試合を通じて、「こんなに強くなったのか」と感動したのを覚えています。
異様な雰囲気で行われた男子団体戦。
結果は3位。優勝した国士舘中に2-2の内容負け。
本当に惜しかった。。


そして、個人戦。
キャプテンの相澤燎君が2位、山本風来君が優勝、井手英閏君が3位、𠮷田乙貴君が2回戦敗退、久保田洸樹君、藤田鉄君、岡本欣也君が1回戦敗退。
1・2回戦で敗退した子たちは、残念ながら強みを発揮できなかった。。
井手君は、毎月行う体力測定の結果がグングン伸びており、まさに身体の成長とともに勝ち取った3位でした。
キャプテンの相澤君は地区大会の悔しい負けを生かし、素晴らしい柔道を展開。
決勝も2度、決まったと思われる技がありましたが、残念ながらビデオ判定で取り消され本当に悔しい2位。
そして、トレーニング中も圧倒的な身体能力を見せてくれた山本君は見事オール1本で優勝。
団体戦メンバーではなかったので、8/21に現地入りしてから25日の最終日の個人戦まで、まともに道着を着れずにコンディションを保つのがとても難しい状況の中、全てを出し切り優勝しました。

優勝インタビューでは、コンディショニングについても語っていたので紹介します。

また、アップの中で具体的に何に取り組んだか聞くと、理にかなっていることを実施していました。
「緊張すると足が動かなかったり、頭が真っ白になってがむしゃらになってしまうのですが、アップからトレーニングのような体の動かし方をして、そのほかにも少し激しめな動きを取り入れると体が解れてよかったと思います。試合寸前のアップ時間もステップ系を取り入れたら試合中に動かないことを意識せずに相手に集中できたのでよかったです。」
そして大会終了後の10月(本来であれば全中の1ヶ月後にマルちゃん杯という全中よりもレベルが高いと言われている全国大会があったのですが、6月頃にすでに中止決定に)。
3年生から全中を通じて感じたこと、活かせた経験などを聞きました。

みな、それぞれ考え・実行していたことが分かります。
思うように練習ができない日々が続いた中、本当に全員が良く頑張りました。
試合に出ていない選手も、まだまだこれから。
中3生の高校での活躍が本当に楽しみです。