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61.トゥーレイズ 脛(すね)の前の筋肉のトレーニング

※動画及びブログは週に3本を目安にアップロードしていきます!

こんにちは!
アスレティックトレーナーの石郷岡です。

今回は、脛の前(特に外側)についている筋肉のトレーニング、トゥーレイズを紹介します!
詳しい解説は、動画の下です↓



 



「トゥーレイズ」は日本語訳すると「つま先を上げる」です。トレーニングの動作を見ると、つま先を上げてますね!

この動作で主に鍛えられる筋肉は、脛の前についている「前脛骨筋(ぜんけいこつきん)」です。

以前、前脛骨筋のストレッチングを紹介しましたので、そちらもご参照ください。→前脛骨筋のストレッチング

こちらの記事にも書いてありますが、この筋肉は、脛の前から土踏まずのあたりまでくっついているため、足首の捻挫に関わってきます。

足首の捻挫は、「つま先が下を向き、小指が下側になるような捻りかた」をして、足首の外側の靱帯を損傷してしまう【内反捻挫】と言われるケガが圧倒的に多く発生します。※図の左

逆方向の外反捻挫は「つま先が上を向き、小指が上側になるような捻りかた」をして、足首の内側の靱帯を損傷してしまうケガですね。※図の右



特に多い内反捻挫を予防するためには、内反捻挫のケガにつながる「つま先が下を向く」動きと反対の「つま先が上を向く」トレーニング(つまりこの筋肉のトレーニングですね!)をする必要があります。

内反捻挫は、スポーツ選手のほとんどが経験をしているといっても過言ではありません。そして、その多くがジュニア期に発生し、その後完治しないまま競技を続けることで、再発を繰り返すパターンが非常に多いです。

足首は人間の身体の土台です。

土台が不安定なままスポーツを行うと土台の足首だけではなく、その他の筋肉や関節にも支障をきたし、ケガの発生につながります。

今現在、捻挫をしていない選手も、これまで捻挫を繰り返してきた選手も、(再発)予防のために、ぜひ補強トレーニングとしてトゥーレイズを取り入れましょう!

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