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44.脛(すね)の前の筋肉のストレッチング

※動画及びブログは週に3本を目安にアップロードしていきます!

こんにちは!
アスレティックトレーナーの石郷岡です。

今回は、脛の前(特に外側)についている筋肉のストレッチングを紹介します!
詳しい解説は、動画の下です↓



 



今回伸ばした脛の前の筋肉「前脛骨筋(ぜんけいこつきん)」は、つま先を上に持ち上げる役割を持ちます。

よく、高齢者の転倒予防として、鍛える筋肉として知られていると思います(つま先を上に持ち上げられずに、段差などに引っかかって転ぶパターンですね)。

脛の前についているこの筋肉は、土踏まずのあたりまでくっついているため、足首の捻挫に関わってきます。

足首の捻挫は、「つま先が下を向き、小指が下側になるような捻りかた」をして、足首の外側の靱帯を損傷してしまう【内反捻挫】と言われるケガが圧倒的に多く発生します。※図の左

逆方向の外反捻挫は「つま先が上を向き、小指が上側になるような捻りかた」をして、足首の内側の靱帯を損傷してしまうケガですね。※図の右



特に多い内反捻挫を予防するためには、内反捻挫のケガにつながる「つま先が下を向く」動きと反対の「つま先が上を向く」トレーニング(つまりこの筋肉のトレーニングですね!)をする必要があることと、この筋肉がうまく動くように、ストレッチングをすることが大切です。

また、ジュニアアスリートの中でも、特に長期離ランナーによく発生する脛周りのケガ、シンスプリントや脛骨疲労骨折は、前脛骨筋やふくらはぎの筋肉の硬さが引き起こす可能性が非常に高いため、長期離ランナーに限らず、サッカー、バスケなど、長い距離を走るスポーツをしている選手は、練習前後のストレッチングを欠かさず行ってください!

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